ボードでコブが滑れたら良いと思いませんか?
こんな私ですが案外コブも滑れるんです。白馬47スキー場のルート3
のコブ斜面をご存知ですか?あそこを下まで貴方も滑りたいと思いませんか?
以下の方法はコブ滑走の各段階でのコツを私なりに考え掲載したものです
ステップバイステップで相澤元デモのような高みを目指し上達してください
そして私に教えてください(笑)
STEP1逆ローテーションの段階 | |
ポイント1、上体の向き | |
逆ローテーションを使います フロントサイドの時、逆捻りの上体の向きは分かりやすいのですが、バックサイドの時ほとんどの人が順のローテーションにしています。ドリフトに対処する上体の向きで正しいのはボードが進んでいく方向(ノーズが向いている方向では無い)に基本姿勢の上体が向くことです。コブの第一歩ではすべてズリズリで滑らすのが正解なので、いつもボードが横滑りで進む方向に上体を向けることです 質問:バックサイドで横滑りをしています。基本姿勢の上体が下を向くと胸はどちらを向きますか?答えはテールの方向です。えっこんな方向?そうです逆ひねりですから(ここがポイント) 左右のコブを連続して滑走していくとき上体と下半身は逆ひねりを繰り返しますが実は上半身は最大傾斜をずーと向き続けています。上体をブロックしてのショートターンと同じですね |
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ポイント2、ボードをコブの何処に当てるか? | |
コブの中は出っ張っているところ、くぼんでいるところ、変化に富んでいます。そこを底が平らなボードでずらしながら滑っていかなければなりません。 ボードを通過させられるルートが1本だけあります。そこからはみ出した時=コースアウトと思ってください |
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@コブA コブの奥にボードが行ってしまうと(ボード1) テールが引っかかり、もう少し横滑りを続けたいと思ってもノーズは先落としに入り下を向いてしまいます AコブB ボードの中央にコブの頭を当てることができればそこまでテールが引っかかることなく、なんの抵抗も無く脚を伸ばし減速でできます。スピードコントロールも思いのままです。 もう一つ都合の良い事に、ボード前半は雪面から離れていて抵抗が無いので、ボードが当たった瞬間に支点を中心にしてボードがくるっとターン方向に回ります。図の支点がボード中央に近いほど簡単に回りますくるっとボードが回ったら(ボード3)瞬時に脚を伸ばしながら横滑りに入り減速します。何せ減速できるのはここだけですから。ここをゆっくりすればかなりの低速こぶ滑走が可能です。 BコブC そして減速しながら次のコブCの頭にボードの中程を当てに行きます(ボード4) コブCに当たる前に目線はコブDを捕らえます。先先のコブを見ていくことが出来たらもう貴方はコブ中級者です |
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ポイント3、抱え込み | |
コブ滑走は抱え込み抜重切り替えの典型です。伸ばした脚をコブの頭に当てた瞬間に前足の上に沈み込み抜重をし切り替えます。ボードが回り次のコブの斜面を脚を伸ばしながら下りていきます。このときの重心は中央で良いでしょう。 |
STEP2順のローテーションの段階 | |
ポイント1、上体の向き | |
順ローテーションを使います STEP1では逆ローテーションを使いましたが、ここでは順のローテーションを使います。 コブの中の切り替えの場所は同じです。小さくなって抜重すると同時にローテーションを順に入れ先落としをするとボードは回転し同時に脚を伸ばしながら荷重していきます。これは何かと同じ?そうです、抱え込みショートターンの先落としと同じなのです。 この段階でも、基本はズレズレです。エッジを立てようものなら容赦なく吹っ飛ばされます 脚を伸ばしながら次のコブの頭をめがけボードをずらして行きますが、このとき上体は伸ばさないで低い位置を保つとやり易いです。 肩は斜面と平行にするとズレに対応し易くなります |
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ポイント2、ボードをコブの何処に当てるか?(STEP1と同じ) | |
コブの中は出っ張っているところ、くぼんでいるところ、変化に富んでいます。そこを底が平らなボードでずらしながら滑っていかなければなりません。 ボードを通過させられるルートが1本だけあります。そこからはみ出した時=コースアウトと思ってください |
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@コブA コブの奥にボードが行ってしまうと(ボード1) テールが引っかかり、もう少し横滑りを続けたいと思ってもノーズは先落としに入り下を向いてしまいます AコブB ボードの中央にコブの頭を当てることができればそこまでテールが引っかかることなく、なんの抵抗も無く脚を伸ばし減速でできます。スピードコントロールも思いのままです。 もう一つ都合の良い事に、ボード前半は雪面から離れていて抵抗が無いので、ボードが当たった瞬間に支点を中心にしてボードがくるっとターン方向に回ります。図の支点がボード中央に近いほど簡単に回ります。くるっとボードが回ったら(ボード3)瞬時に脚を伸ばしながら横滑りに入り減速します。何せ減速できるのはここだけですから。ここをゆっくりすればかなりの低速こぶ滑走が可能です。 BコブC そして減速しながら次のコブCの頭にボードの中程を当てに行きます(ボード4) コブCに当たる前に目線はコブDを捕らえます。先先のコブを見ていくことが出来たらもう貴方はコブ中級者です |
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ポイント3、抱え込み | |
伸ばした脚をコブの頭に当てた瞬間に前足の上に沈み込み抜重をしながら順のローテーションを入れ先落としに入ります。STEP2では脚を伸ばす時重心をボードの中央にして行くようにしましょう。スピードのコントロールがし易くなります。 |
STEP3バンクターンの段階 | |
ポイント1、上体の向き | |
順ローテーションを使います STEP1では逆ローテーションを使い、STEP2では順のローテーションを使いましたが、ここでも順のローテーションを使います。上達するに従い順のローテーションにより、スピードとキレが上がってきます 整地で行う抱え込みショートターンをコブの中で行うと考えてください。先日、米倉デモに教わってきました。教わっただけで出来ませんが。 |
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ポイント2、ボードをコブの何処に当てるか? |
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基本的にはコブに当てに行きません ただ、切り替えをする場所は同じです 下図の説明 赤線:STEP1,2のボードの軌跡 緑線:STEP3のボードの軌跡 |
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@切り替えの場所 赤線も緑線も同じところで切り替えます。最も抱え込みが強い場所です。赤線と緑線の交点です ここまで出来たらもう貴方はコブ最上級者です ちなみにデモクラスということになります パノラマの米倉大介デモのバンクターンはキレイですよ A減速 STEP1,2では切り替え後の次のコブに当てる間を、斜面を削りながら減速します。 STEP3では特に減速する特定の場所はありません。ターン全体にズラシ続けながらスピードコントロールをします。整地の「ドリフトターン」と同じです |
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ポイント3、頭の位置 | |
抱え込みの基本に従い、頭の位置が一定になるようにするとうまくいく、と米倉君は言ってました コブのラインの中心線上を頭がスムーズに落ちて行き、体軸は左右に振り子のように動く、といったところでしょうか。ウーン美しい、神業の様 |
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